意外な落とし穴。
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自宅のWifiを勝手に使われた
先日甥っ子が遊びに来ていた。しかし私は別の部屋にいたため彼が来ていたことに気が付かなかった。夕食の時間になりリビングへ行くと甥っ子がSwitchを手にし夢中でゲームをしていた。
「何をやっているの?」と覗き込むと画面には『フォートナイト』の戦場が広がっていた。
『フォートナイト』はオンライン専用ゲームだ。しかし我が家のWi-FiのSSIDやパスワードを知っているのは私だけ。どうやって接続したのか疑問に思い尋ねてみた。
すると甥っ子は「iPadでSSIDとパスワードを見た」と答えた。
そのiPadは家族が調べものなどで使う共用のもので主に両親が使用している。確かにWi-Fiのパスワードは記録されているが通常は「●●●●●●●」のように隠されているはず。
「パスワードなんて見えるわけがない」と思いつつどうやって見たのか詳しく聞くと甥っ子はあっさり「パスワードを押せば見れるよ」と言った。
「そんなバカな……」と思いながらも試してみると……本当に見えた。
調べてみるとiOS 16.1以降ではWi-Fiのパスワードが表示できる仕様になっているらしい。私はこの事実を全く知らなかった。
すぐに甥っ子には「人のWi-Fiを勝手に使うのはダメだ。ちゃんと許可を取ること」と伝えた。甥っ子は私がこういったことを嫌うのを知っていたのか素直に謝ってきた。
この話が終わると甥っ子は友達の家での出来事を話し始めた。「友達の家では友達の親がSSIDとパスワードを教えてくれる」と言うのだ。
正直Wi-Fiのパスワードを他人に教えることが信じられなかった。しかし今の子供たちの遊び方や人間関係を考えると致し方ないのかもしれない。ただセキュリティ対策としてゲスト用のポートを用意するなどの工夫は必須だろう。
それでも私はセキュリティの観点からも家族以外にWi-Fiを使わせたくないという気持ちを強く持っている。
Wifiを他人に教えない理由
- セキュリティリスク
- 自宅のネットワークに影響を及ぼす恐れがある。
- 情報漏洩の可能性
- Wi-Fiのパスワードを知った人がさらに別の人に教える可能性がある。
- 管理が難しくなる
- 誰が接続しているか把握できなくなり意図しないデバイスが繋がる可能性がある
Wi-Fiを共有するならゲスト用ネットワークを用意するのがベストです。最近のルーターには「ゲストポート」機能がありメインのネットワークとは別に外部の人用の接続先を作成できます。これを利用すればセキュリティリスクを最小限に抑えながらWi-Fiを共有できます。
それでも基本的にはWi-Fiは家族以外には教えないのが安全です。