イラスト生成以外ほとんど力技です。
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AIイラストからLive2Dアバターを作る手順(簡易版)
まずは作り方の手順をざっくり紹介します。
- 立ち絵をAI生成する
- 立ち絵をパーツ分け(レイヤー分け)する
- 立ち絵をモデリング
ざっくり書くとこんな感じです。通常のイラストと違いAIイラストはレイヤー分けをした状態で絵を生成することは現在の技術ではかなり難しいです。そのため手作業でパーツ分けをする必要があります。
立ち絵をAI生成する

まず元となる立ち絵のイラストを生成します。使用するモデルは何でも良いです。商用利用を予定している人はライセンスが商用利用可能なものを選びましょう。生成したイラストは透過処理をしてください。必要に応じてスケールアップなどをして高解像度化してください。

edit機能(Qwen-Image-Edit、nano-bananaなど)のあるもので髪なし頭部、髪のみを生成します。できない場合はこの部分を手作業でパーツ分けすれば問題ないです。インペイント系で処理するのも良いかと思います。
作業時間は1時間程度
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立ち絵をパーツ分けする

イラストをペイントソフト(GIMPなど)を使ってパーツ分けします。かなり大雑把にやってもそれなりに見えます。できるだけ線の内側に沿ってパーツ分けすると良いです。外側だとはみ出した時に色がない状態になるので。
顔のパーツを切り取ったら空いた部分を顔と同じ色で塗りつぶしてください。
簡易モデルなので作業時間は2~3時間程度。口内など存在しないものはペイントツールで適当に作ってください
立ち絵をモデリングする
パーツ分けをした立ち絵をLive2D Cubism Editorでモデリングします。通常のモデリングと同じなので説明は省きますが、初めて作る場合はパーツが不足したりする場合があります。その際は再度ペイントソフトなどでパーツを作って追加してください。
はじめて作る場合はこの作業を理解するまで数時間かかると思います。
はじめての場合は勉強しながらなので10時間程度。1度でも制作経験があれば4時間程度。
最後に
結局のところAIでワンクリックで自動生成というのは現状難しいです。というか不可能です。イラストの生成以外は手作業でLive2Dを作るのと同じです。パーツ分けやモデリングを細かくできる人は商用レベルで耐えれる作品を作れると思いますが、めちゃくちゃ面倒だし修正もかなり必要だと思います。ぶっちゃけ普通に作るのとなんら変わりません。
私が作ったLive2DモデルのレベルであればPNGTuberのような数枚の画像を動かしてアバターにした方が良いでしょう。こっちなら10分程度で作れます。「PNGTuberって何?」という人は下記のリンクから記事を読んでください。
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今回の記事を見ればわかりますが専門的なツールや知識が必要で初心者が簡単でできる代物ではないです。またAIイラストは問題も多くトラブルになる場合があります。人気商売のライバーをやる場合はAIイラストで作ったLive2Dではなく、高価であっても専門の人にお願いして制作してもらった方が良いと思います。
