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ドラクエ10の月額料金は高いのか、安いのか
これはサービス開始から10年以上常に議論されてきたテーマです。 結論から先に言ってしまうと価格だけで見れば「圧倒的に安い」と思います。
ドラクエ10の月額利用券は1200円(30日/3キャラコースの場合)です。これを日割り計算すると1日あたりわずか「40円」です。社会人の金銭感覚からすれば趣味としては安いです。
しかしそんな「1日40円」の安さを理解していながら私は現在課金をしていません。
「お金がないから」ではありません。事実、私は別のスマートフォンゲームの「月額パス(1000円程度)」には毎月お金を払っています。 ではなぜドラクエ10には40円すら払わないのか?それはドラクエ10が長年提供してくれていた「キッズタイム」というシステムがあまりにも完成されすぎていたからです。
「払えない」のではなく「払う理由がない」という贅沢な悩み
私が利用券を買わない理由はシンプルです。
「今の自分の遊び方はキッズタイムの時間内ですべて完結してしまうから」
これに尽きます。 日課の討伐、パニガルム、レベル上げ、ストーリー進行。これらは2時間もあれば十分こなせます。 むしろ「時間が決まっている」からこそダラダラせずに集中して遊べる。これが習慣化することで、一日のスケジュールも組みやすくなっていました(もちろんキッズタイムに安定してインできるという稀な環境のおかげではありますが…)。
これはコンテンツ不足という批判ではありません。 「デルメゼIV」のようなハイエンドバトルを延々と練習したり、コロシアムに熱中したりするプレイヤーにとっては時間無制限の利用券は必須でしょう。しかし私のように長年プレイしている層からすると「40円払ってさらに時間をかけてやり込みたいコンテンツ」が現状そこまで多くないのも事実なのです。
また「キッズタイムという限られた時間の中でどれだけ遊べるか」という挑戦や「無料でここまで遊び尽くせている自分」を楽しんでいた感覚もありました。 制限があるからこそその中で最大効率を出す事に一つのゲーム性を見出していたのかもしれません。
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ソシャゲの「パス」は買うのにドラクエには払わない理由
ここで一つ面白い比較があります。 私はドラクエ10には課金しませんがスマホのソーシャルゲームの「月額パス」は購入しています。なぜか? それは「買わないとまともに遊べない(不便である)から」です。
- ソシャゲの課金: スタミナ回復やドロップ率アップなど「マイナスやストレスをゼロにするため」に強制的にお金を払う感覚。
- ドラクエ10の課金: 買わなくても十分遊べてしまう。「プラスアルファの楽しさ」のためにお金を払う構造だが現状の私は無料分で満足してしまっている。
こう考えるとドラクエ10は「サービスをしすぎた」のかもしれません。 キッズタイムは子供たちやライト層への配慮、そして人口拡大のための宣伝枠だったはずです。しかしその居心地が良すぎて私のような大人が「無課金で定住」できてしまう環境をあまりに長く提供し続けてしまった。
ソシャゲのように「お金を払わないとまともに遊べない」作りにしない限り人はなかなか財布の紐を緩めないものなのだと自分の行動を見て痛感します。
キッズタイム終了で払う価値があるかはっきりする
2026年6月25日。 長年続いてきたキッズタイムがついにその役目を終えます。
これからは「対価を支払ってサービスを受ける」というオンラインゲーム本来の姿に回帰することになります。「利用券を買わなければログインさえ許されない」という現実に直面した時、今のドラクエ10に払うだけの価値があるのか、あるいは無料だったから遊んでいただけなのか、その答えは残酷なほどはっきりするでしょう。
効率を突き詰め「キッズタイム内でどれだけ遊べるか」を競うような、あの独特なゲーム性が失われてしまうのは少し寂しい気もします。しかしその制限がなくなった時、私は自分がドラクエ10に何を求めているのか、改めて自分自身に問いかけることになりそうです。
