最近友達の5歳の子供を預かる事が多いのですが、その際に勉強を教えています。
ほとんどの子供は勉強が嫌いだと思います。
どうやって勉強させているか紹介したいと思います。
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一番最初にやる事は椅子に座る
最初に子供に「勉強をしよう」と言ったら拒否されました。
何とか説得して椅子に座らせましたが集中できません。
友達の子供は椅子にじっと座る事ができませんでした。
すぐに暴れまわって部屋中を走り回ります。
まずは椅子に座る練習からしました。
「何もしなくていいからまずは椅子に座ってみよう」
勉強ではなくまずは椅子に座るという訓練をします。
「椅子に座るだけなら…」としぶしぶ子供も言う事を聞いてくれました。
当たり前ですが何もしないのって結構苦痛です。
何もしない事を苦痛に感じてるなと思うタイミングで「えんぴつを持つ練習をしてみようか?」といったら練習をはじめました。
大人からすると簡単な事でも子供には難しい場合が多々あります。
焦らずゆっくりと子供に合わせていきましょう。
はじめは量より時間
私の家では市販されている文字や数字のドリルをやらせています。
子供はすぐに「どこまでやったら終わり?」と聞いてきます。
最初は3~5ページくらいから始めるといいでしょう。
時間にすると15分くらいです。
早く終わっても繰り返しやって15分はやらせます。
文字や数字の練習というより嫌な事を15分我慢する練習といってもいいでしょう。
終わったら誉めてあげる事も忘れないでください。
勉強の量や時間は徐々に伸ばしていくと良いです。
毎回5~10分くらい伸ばして最終的に1時間勉強する事を目標にしました。
集中すれば子供でも1時間くらいは勉強できるようになります。
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ご褒美を設定する
子供の学習が進むにつれて「なんでこんな事やらなきゃいけないんだ?」と子供が思い始めます。
そこで私は達成できた時のご褒美を与える事にしました。
友達の子供の場合のご褒美はマリオ(TVゲーム)です。
友達の子供はマリオが好きなので勉強が終わったらマリオを遊んでよいという事にしています。
子供はマリオがやりたいので嫌な勉強もがんばってやっています。
物で釣るみたいな感じに思われるかもしれませんが、4~5歳の子供に「将来のためだから勉強しなさい」と言っても理解できないです。
ご褒美があると子供ってがんばってくれるんです。
ご褒美をあげる際に重要なのは絶対に約束をやぶらない事です。
その場しのぎで誤魔化すような事をすると子供は信用しなくなります。
友達の家にはマリオを遊べるゲーム機がありません。
それも勉強を一生懸命やる理由になってるのかもしれません。
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1人で勉強できるようにするには?
勉強に慣れてきたら1人で勉強を続けれるように訓練します。
これは非常に簡単で一緒に勉強したくないと思わせるだけです。
具体的には少しこちらが求める条件のハードルをあげます。
字の練習の際にうまくかけない事が多いですがその都度やんわりアドバイスします。
そうすると子供は「あっちいってて」と言い出します。
横でガヤガヤ言われたら勉強も嫌になりますよね。
「じゃあ1人でやってみて。私はあっちで他の事してるから。終わったら教えて」と言えば1人学習の完成です。
子供から離れた際にサボるようでしたら大人は見える位置で作業しましょう。
友達の子供は最終的には1人で黙々とやるようになりました。
ドリルを1ページ終わるごとに一息はついてるようですが、5ページぐらいは騒がずできるようになりました。
ルールは必ず守る
私の家では「勉強しなければゲームはできない」というルールが徹底しています。
子供もそこは理解しているので先にゲームがしたいという事はありません。
例外は認めずルールを徹底しましょう。
勉強をしたらゲームをするというルールも必ず守らなくてはいけません。
大人の都合で約束を破るのはやめましょう。
特殊なルール
少し特殊ですがゲームをするルールに私と子供の2人で一緒に遊ぶという事が決まっています。
本来は1人でゲームをすれば一番良いのですが、操作が難しく私が操作してアシストを子供がやるという感じになっています。
勉強を1時間、ゲームを1時間と最低でも2時間は子供に付き合う必要があります。
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3か月教えた結果
5歳児(期間4歳11か月~5歳1か月)に週2日1時間程度勉強を教えていました。
出来るようなった事
- 文字は読めるようになった
- 文字は手本を見ながらは書ける程度(綺麗な字ではないが読めなくもない)
- 自分の名前は何も見ずに書ける(綺麗な字ではないが読めなくもない)
- 数字は理解していて簡単な足し算や引き算ができる
基本的に勉強は私の家でしかしてないようでした。
毎日続ければ3か月で字を書くことができるようになったかもしれません。
まだ字をうまくはかけていないので練習する必要があります。
勉強の習慣化
- 家にくると自分から進んでドリルを開いて勉強するようになった。
- 勉強に対して過度に拒否するような事はなくなった。
勉強嫌いな子供でも理由があれば勉強するという事ですね。
子供が勉強しないと悩んでいるのであれば勉強する理由を作ってあげるのも親(大人)の仕事だと思います。