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よくある「綺麗な主張」への違和感
最近SNSや日誌でよく見かける意見がある。 「下手な人を切り捨てるな」「強い人が弱い人を助けるべきだ」「そうしないとコンテンツが過疎って衰退する」というものだ。
一見とても聖人君子のような耳触りの良い言葉だ。 しかし私はこの意見に対しはっきりと「NO」を突きつけたい。
なぜならコンテンツを真に衰退させるのは「厳しいベテラン」ではなく「学習する気がない、いい加減なプレイヤー」の増加とそれを甘やかす環境だと確信しているからだ。
「初心者」と「地雷」は明確に違う
私は「始めたばかりの初心者」や「操作が苦手だけど一生懸命な人」を排除したいわけではない。誰だって最初は初心者だ。私が問題視しているのは以下の層だ。
- アドバイスをされても無視し改善しようとしない人
- 最低限の耐性装備や準備を怠り他人に寄生することを何とも思っていない人
- 「ゲームなんだから適当でいいでしょ」とパーティメンバーの時間を軽視する人
これらは「弱い」のではない。「怠慢」なのだ。 この「怠慢」を「初心者だから」「弱いから」という言葉でオブラートに包み守ろうとする風潮こそが危険だ。
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「他人の時間を奪う」ことへの想像力
ドラクエ10はMMOでありパーティを組むということは時間を預かるということだ。
高難易度コンテンツにおいて自分が準備不足であるために全滅を繰り返すこと。それは他人が汗水垂らして金策し時間をかけてスキルを磨いてきた努力を土足で踏みにじる行為に等しい。
「厳しいことを言うな」という人は真面目に準備してきた人が受ける被害についてはどう考えているのだろうか? 「楽しければいい」のは全員が最低限のルールとマナーを守った上での話だ。
真面目な人が去ればゲームは終わる
「下手な人を排除すると人が減る」という意見があるが逆の視点が抜け落ちている。 「真面目な人が報われない環境になればコアプレイヤーこそが辞めていく」という現実だ。
- どれだけ練習しても学習しない人が一人混ざれば勝てない。
- 指摘をすれば「暴言だ」「ガチ勢怖い」と晒される。
こんな環境で誰が向上心を持ち続けられるだろうか? ゲームの質を支えているのは攻略法を編み出し市場を回し高難易度に挑み続ける熱意あるプレイヤーたちだ。彼らが愛想を尽かして去った後、残るのは「互いに傷を舐め合いクリアもできない集団」だけになる。 それこそが真の「コンテンツの衰退」ではないだろうか。
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「厳しさ」は「排除」ではなく「品質維持」
「来るな」と言うのは決して意地悪ではない。 「そのコンテンツに挑むなら最低限のリスペクトと準備を持ってきてほしい」という至極真っ当な要求だ。
自分の実力に見合わない場所に来て努力もせず「助けてもらうのが当然」というマインドの人が増えればゲームとしての面白さ(攻略の達成感、協力の喜び)は崩壊する。
「郷に入っては郷に従え」。 住み分けを提案することや努力不足を指摘することはゲームの寿命を延ばすために必要な「自浄作用」だ。 「何でもありの優しさ」は結局のところ誰のためにもならない毒であることを私たちは認識すべきだと思う。
