ドラクエ10をプレイしているとゲーム内容を肯定的に評価する記事や意見を見かけることがあります。しかしそうした意見に対し「商業的だ」「運営のヨイショ記事だ」といった批判の声が上がることがあります。今回はそうした批判の声に私なりの考えを伝えたいと思います。
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「擁護」ではなくネガティブな情報を広めたくないという思い
まずドラクエ10の肯定的な側面を多く語るのは単純な「擁護」が目的ではありません。ブロガーや情報発信者はネガティブな情報を安易に広めたくないという思いがある人が多いように思えます。
SNSやネット掲示板では不満や批判的な意見が爆発的に広まりやすい傾向があります。もちろんそうした意見にはゲームを良くするための重要な声も含まれています。しかし中には過剰な表現や不確かな情報も多くそれらが「ドラクエ10はつまらないゲームだ」という印象を広めてしまうことがあります。私たちはゲームの楽しみを伝えたいという気持ちで情報発信をしています。ですからわざわざネガティブな部分に焦点を当てそれを拡散させるようなことはしたくないのです。
収益化の問題
「収益を得ているから擁護しているのだろう」という批判も目にします。確かにブログやYouTubeでドラクエ10の情報を発信しそこから収益を得ている人は存在します。私自身もその一人です。
この収益がゲームへの情熱を維持しより多くの情報を発信する原動力になっているのも事実です。もし「批判をすれば収益が減るかもしれない」と恐れて不満点を意図的に隠したり忖度した記事を書いたりしているとしたらそれは読者への誠実さを欠く行為です。記事を読んでもらえばわかると思いますが少なくとも私は収益を気にして内容を選別していません。自分の書きたい事を書いてるだけです。
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批判的な内容を書くことへの葛藤
「でも本当にゲームの事を考えてるなら悪い部分も正直に伝えるべきだ」というご意見もごもっともです。正直にお話しすると私たちにも葛藤があります。
「過度に批判的な内容を書いたら読者が不安になって離れてしまうかもしれない」
「せっかくゲームに興味を持ってくれた人がネガティブな情報を見てプレイをためらってしまったらどうしよう」
ドラクエ10の素晴らしさを知ってほしい。新たな仲間が増えてほしいと願っています。その思いが強いからこそ批判的な意見を発信することにためらいがあるのは事実です。またドラクエ10というコンテンツを借りて情報発信しているという事も大いに影響していると思います。
批判と誹謗中傷の境界線、その曖昧さ
否定的な意見を発信することへの強い懸念があります。なぜなら「批判」と「誹謗中傷」の境界線が非常に曖昧だからです。
ゲームをより良くするための建設的な批判であっても受け取る人によっては「誹謗中傷だ」と捉えられ思わぬトラブルに発展する可能性があります。インターネット上では言葉尻を捉えられたり文脈を無視して解釈されたりすることも少なくありません。
単に不満をぶちまけるのではなく論理的かつ建設的な意見を述べたいと考えています。しかしその意図が正しく伝わらず炎上騒ぎになったり誰かを傷つけてしまったりするリスクを考えるとどうしても発言をためらってしまいます。
最後に
私たちはそれぞれが異なる視点や価値観でゲームを楽しんでいます。「好きだからこそ、もっと良くなってほしい」という気持ちから批判する人もいれば「この素晴らしい体験をみんなにも知ってほしい」という気持ちから肯定的な意見を語る人もいます。
互いの気持ちを尊重し建設的な議論ができるようなコミュニティが育っていくことを願っています。