ニートや無職

ブログ記事1つで5万円稼げた黄金時代と今

書くことの楽しさを変わらない。

※この記事は2025年12月に書かれたものです。

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ブログはもう稼げない

「ブログはもう稼げない」 そんな言葉を耳にするようになって久しいですが、実際に長く運営している身としてはその言葉の重みを肌で感じています。

現在、私のブログの収益は「サーバー手数料を支払える程度」に落ち着いています。赤字ではないものの、全盛期を知る者としては今の状況には寂しさを隠せません。

1記事で5万円稼げた、夢の時代

今だから言えますが、かつてブログには凄まじい熱量がありました(2006~2017年頃)。 ネット記事のおすすめに表示された時はたった1つの記事の広告収益(PV数)で5万円稼げることもありました。案件などではなく広告収益、1か月じゃなくて1記事というのがどれほどやばかったか理解できるかと思います。書けば書くほど反応があり、読者も増え、まさに「ブログの黄金時代」です。

注意

かつては1記事だけ伸びるという事があったという主旨を伝えたかっただけです。月収入として見ると最低賃金以下です。今では伸びる記事というのは殆どありません。

しかし時代の流れは残酷です。なぜこれほどまでにブログで稼ぐことが難しくなったのでしょうか。そこにはいくつかの大きな要因があると考えています。

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ブログ収入が激減した要因

検索アルゴリズムの変化、企業による参入

かつては個人ブログでも、役立つ情報を書けば検索1位を狙えました。しかし現在は信頼性(E-E-A-T)が重視され、大手企業や公式サイトが上位を占めるようになり個人の声が届きにくくなっています。

また私の個人的な要因ですがグーグルのおすすめなどに載る事もなくなり、閲覧数の大きな伸びは期待できなくなりました(SNSで言うところのバズったようなイメージ)。おすすめに載るような面白い記事が書ければ良いのですが、運や能力不足によるところだと思います。

さらに企業が莫大な資金を投じてメディア運営に参入したことで、作業量や情報量の差で個人ブログは太刀打ちできないという状況でもあります。

AIの台頭、選択肢の多様化

知りたい答えをAIが即座に提示してくれる現代、わざわざブログを数記事回遊して答えを探すユーザーが減っています。AIによる回答や要約、SNSなど情報を得る手段が増えた事で閲覧数が減ったように思えます。

情報の受け取り方が、テキスト(ブログ)から動画(YouTube、TikTok、Instagram)へ移行しました。隙間時間にできる選択しも増え、暇つぶしに読むブログというコンテンツも廃れた気がします。

広告単価の下落

どの業界も成長期は単価が良いものです。収益のシステムが変わったり、企業のネット広告の選択肢が増え「ブログはいまいち広告効果を期待できない!」と感じたのかもしれません。動画広告はわかりやすかったりしますからね。

PV数の減少

他の人はわかりませんが、私の場合は単純にPV数が激減しました。全盛期のPVを維持できるのであれば広告収益は変わらないかもしれません。

「今稼いでいる人」はもちろん存在する

もちろん現在でも月に100万円、200万円と稼いでいるトップ層は存在します。「昔はもっと簡単だった」ということです。

今、必死に努力して月50万円稼いでいる人はもし15年前の環境で同じ努力をしていたら、おそらくその数倍、数十倍は稼いでいたはずです。それほどまでに現在のブログ界隈は厳しい状況です。

これからのブログとの付き合い方

かつてのような「お祭り騒ぎ」は終わったのかもしれません。しかしブログにはまだ自分だけのメディアを育てる楽しさや、誰かの役に立つ喜びがあります。動画にも挑戦しましたが、やはり私はブログの方が合ってると思います(収益は動画の方が良いですが…)。

サーバー代を稼ぎつつ、細く長く続けていく。 欲を出しすぎず、今の時代にあったブログ運営を続けていこうと思います。基本的に何かを作る(記事作り)というのは楽しいですからね。

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