私がこれまで「無職・ニート」としてブログを書き続けてきた理由をお伝えしようと思います。このブログを長い間応援してくださった方々の中には「ブログで収入を得ているのになぜ無職を名乗り続けるのか?」と疑問に思われた方も多いのではないでしょうか。その理由には私自身の価値観や行動原理が深く関係しています。
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ブログを書くという行為を「仕事」と思わなかった
まず最も大きな理由はブログを書くという行為を自分自身の中で「仕事」とは認識していなかったことです。
ブログを始めた当初は私にとってブログはあくまで「趣味」でした。好きなことを自由に書きそれを共有することで得られる楽しさや達成感が何よりのモチベーションでした。広告をつける事で収益を得る事はできましたが、それらはあくまで副次的なもので収益を一番の目的としてブログを書いているわけではありませんでした。
「仕事」という言葉は私にとって少し重たい響きを持っています。仕事とは生活のために収入を得る手段であり責任や義務を伴うものだと感じています。その点で好きなことを書いて収入を得ている状態を「仕事」と呼ぶことに対してどうしても違和感がありました。ブログを書くことは自分の「楽しみ」であり「自己表現」の場でした。
ファン活動としての側面
このブログには「ファン活動」という側面が強いです。私はブログを通じて自分が好きなものや共感できる価値観を発信し、それを共有するコミュニティを作りたいという思いがありました。時には収益目的になってしまったこともありましたが、その収益によって自分の記事に価値があると感じられたことも大きな励みになりました。それでも根本的には趣味としての気持ちが強く、好きなものを純粋に楽しみながら続けてきました。
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本業としてのブログへの抵抗感
もしブログを本業として捉えるとしたら私はもっと戦略的に動く必要があったと思います。例えば過激なタイトルにしたり、記事をいち早く公開する努力など。しかしそうした取り組みを「仕事」としてやることに対して私はどこか抵抗感を抱いていました。
なぜならブログを書く楽しさが失われてしまうのではないかと感じたからです。また他人の成功に苛立たったりするかもしれません。好きなことを好きなタイミングで書く自由が奪われ数字や収益に追われるようになるのは私の望む形ではありませんでした。
「無職・ニート」を名乗ることの意義
私はドラクエ10というネトゲをしています。このゲームを1日18時間くらいする事もあり「仕事は?」と聞かれる事もありました。無職と言っておけばそれ以上は特に聞かれなかったので「無職・ニート」と名乗っていたという事もあります。
もう一つ私が「無職・ニート」と名乗り続けたのは、この言葉が持つ意味を自分なりに再定義したかったからです。社会的にはネガティブに捉えられがちなこの言葉を自分のスタンスとしてあえて掲げることで「仕事」や「働く」という価値観に縛られない生き方を示したかったのです。
仕事を頑張っている方々からすると無職・ニートという言葉は腹立たしいかもしれません。その点についてもし不快に感じられた方がいれば心からお詫び申し上げます。ただ私はこのブログを通じて「肩書きや社会的な役割に縛られず自分らしく生きる」というメッセージを発信したいと思っていました。
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ブログの未来について
最後にこのブログもいつまで続けられるか分かりません。最近は更新頻度も下がり終わりに近づいていることを感じる瞬間も増えています。
このブログがどうなっていくかは分かりませんが、私が「無職・ニート」としてブログを書き続けてきた理由を知っていただけたら幸いです。